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たにてる工芸(滝工房)
〒922-0133
石川県加賀市山中温泉滝町
ホ199-1

TEL:0761-78-5880
(不在の時は、
塗り工房:0761-73-3181へご連絡ください)

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材料の紹介

材料の紹介

たにてる工芸で使用している木の種類と特徴です。
以下にない木材についてはお問合せください。


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主な材料
椀 その他に万能の材料
 ほぼ日本全域に見られる落葉の高木で、大木となり天然記念物となっている樹もあります。日本の広葉樹の中で最優良材の一つとされ、建築・家具・器具・機械など多用途に用いられています。

 挽き物には大変良く、乾燥もしやすく刃物の切れ味もよいです。漆との相性もよく、栃、水目桜と共に挽き物全般に多く使われています。
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水目桜
主な材料
椀、カップ その他万能の材料
本州(岩手県以南)、四国、九州などに見られる落葉の高木です。この材は、桜と名がつきますが私達が春にお花見をするバラ科さくら属の「桜」とは異なり、カバノキの仲間です。

肌目は緻密で堅く表面が美しく仕上がることから造作材・化粧材として重用される高級材です。

挽き物にも最高の材料で欅・栃と共に全般に多く使われています。
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主な材料
塗り物用の木地に多く使われている
本州四国以北、稀に九州にも分布します。落葉の高木で大木となります。果実はトチモチなどにして食べられています。

材は軽軟で加工がしやすく挽き物にも多く使われます。挽き物全般に使われますが乾燥しやすく軽いため白太部分を使って大きな物を挽く時に多く使われています。

桜・水目桜と共に挽き物全般に使われます。
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主な材料
竪木の加工は難しく板木で加工することが多い
軽軟で建築・建具・家具・箸など多様に利用されていますが、挽き物にするには非常に早い回転と薄い刃物で挽かなくてはきれいに仕上がらず、挽き物としては山中の木地師には敬遠されています。

しかし杉で造った器は軽くて木目が美しく、造るものによっては他の素材では得られない味のあるものができます。

焼材、あるいは塗り物に加工して使用します。
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主な材料
軽くて使いやすいが加工は難しい
日本の木材中、最も軽く湿気を通過することが少なく割れや狂いがありません。家具や下駄などに使用されています。

器等にするには、強度は劣りますがその軽さで、様々な用途が考えられます。挽き物にするには杉と同じく軟らかく刃物の切れが悪いので山中の木地師には敬遠されていますが、

当工房では長年・焼杉と並んで焼桐の皿・茶たくの加工を得意としています。
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主な材料
板木材を皿、盆などに加工することが多い
日本全域のほか朝鮮、中国大陸など広く分布する落葉の高木です。

材の肌目は粗いが木目は美しい。軽くて加工性が良い。内装用、板材、合板、建築材などに多く使われます。

挽物としては板材(横木取り)にしての利用が多く杢目の美しさを生かした菓子鉢、盆などに多く使われます。
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主な材料
板木材を皿、鉢などに加工することが多い
 ほぼ日本全域に分布するが北海道は石狩、日高以南で落葉の高木です。

材の肌目は粗く硬く弾力があります。とても水に強く朽りにくいです。挽物には、乾燥での狂いが生じやすく刃物の切れ味も悪いですが、挽物材の中では柔らかくノミで彫る器の材に使われています。

又、榎木と同様にその狂いの味を器等に使うことも多いです。

樹皮は染料用タンニンとして使われています。
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榎木(えのき)
主な材料
欅の代用として使われたりもする
ほぼ日本全域のほか朝鮮、中国などにも見られます。

ほぼ欅(けやき)と見分けがつかないほど似ているため、欅まがいとして使われていたこともあります。

狂いが生じやすく割れやすいが、自然に狂った形状の面白さを表現するためあえて挽き物に使用することがあります。
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シナ合板
主な材料
中芯もシナの共芯のものを使用する
当たてにる工芸では種々の合板を使って主に盆・鉢を製造しております。主に共芯(表面も中央部分も同じ材質)の合板を使用しています。

利点は乾燥に時間をかける必要がなく、常に材料が用意でき天然木では困難な大きなもの(直径90cmまで)も加工でき狂いもありません。難点は合板なのでどうしても加工表面が天然木のようにきれいにあがらず、白木や拭り漆には対応できません。

そのため、たにてる工芸では自分の工房で下地から塗りまでを一貫した作業で製品にしています。
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