2013/11/16
原木が買えない…。
今回、山中の木地の材料を生産している生産協同組合の理事として1年ぶりに
岐阜県各務原市の木材市場へ出かけました。
買い付けの担当者が 「原木が買えない…。」というので現状の確認と買い付けの出張でした。
原木がないわけではないのですが、我々が必要としている とち、水目桜は1年前と比べても確かに驚くほど少なくなっていました…。
とち、水目桜は数量も少ないうえに ちょっとした原木は驚くほどの高値で取引され我々の業種には手が出ません…。
昔は山の手入れ、管理もされていたが、今はそれがなくなり木を切り出すのにヘリコプターを使わなければならなくなり、高くつきどうしても品薄になってきている…とのことでした……。
不本意ながら生産組合としては、木地の材料価格の見直しをせざるを得ない状況になってきました。
木地の生産を生業としている当方としては複雑な心境です。
生産組合を成り立たせるためには材料価格を上げなければならず、木地屋としては材料価格が上がると困ってしまう…。
板挟み状態です…。
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