2010/11/05
来年度の加賀市成人式記念品の公募に木製USBで挑戦しました。
その応募作のUSBが選定され大感激です…。
(11月3日付 北国新聞より抜粋)
「谷口さん兄弟製作 漆器の技術応用」
「加賀市が来年4月の成人式で新成人に贈る記念品が山中漆器の技術を駆使した木製カバーのUSBメモリーに決まった。
記念品は新成人にふるさとの工芸品にもっと愛着を持ってもらうため、新成人自身が審査員となって地元作家の公募作品の中から選んだ。
記念品のUSBメモリーは たにてる工芸の谷口龍人さん・天平さん兄弟が製作した。
今年は35点の応募があり1次審査を通過した9点を試作。県デザインセンタースタッフや市内のデザイナー、各伝統工芸組合代表らによる2次審査で5点が残り、来年の成人式企画委員会の新成人19人による最終審査でUSBメモリーが最優秀作品となった。」
今回は私達伝統工芸のロクロ挽き職人の限界そして苦悩である丸物一辺倒からの脱却を合言葉に敢えてNCも併用した品物に挑戦しました…。
私達親子は伝統を受け継ぎ守りながらもその中に新しい技術を取り込み、今まで出来なかった、また今まで考えもつかなかった新しい感覚の新しい品物を作り出すことをいつも考えています。
その意味で今回のUSBが成人式の記念品に選定された事に大感激しています。
今後の大変な勇気になりました。
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