2010/10/11
とある老舗旅館から日月椀のご依頼があり手掛けさせていただきました。
1閑張の椀を作るには当方の協力職人軍団だけでは難しく、今回は中学時代からの友人で一閑張の専門の職人小坂修永さんの手も借りました。
本来ならとっくに納品されていなければならないのにお客様には相当待っていただきました。それというのもこの椀、蒔絵の井上元揮君のところに長い間逗留していました…。よっぽど元揮君の工房の居心地が良かったのか…。若葉の頃に行ったきり中秋の名月まで帰ってきませんでした。そのかわり上出来の日月蒔絵でした。
こんな器で料理を味わってみたいものです…。
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