北海道の寺社の建造物の一部に使用されていた神代欅…。
この材料を使ってねじ切り香合を作って下さい…との依頼が名古屋の仏具店様からありました。
はっきりした返答をする前に板材を運び込まれ、お受けせざるをえなくなりました…。
慎重に必要な数分を共木用に木取りをし、荒加工…乾燥…。
建物で１００年経った材でも水分を適度に含んでいるためやっぱり乾燥をしなおす必要があるんです。特に香合のような合口もの、ねじ切りものには肝心です。・

やっと仕上がりました。オヤ、フタの木目を合わせるのは大変ですが、どうにか満足のいくねじ切り香合が完成しました。

明日旅立ちです…。合掌…。