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照知
] 東日本大震災から2年半近く…。(2013/06/26)
6月23日から25日まで民生委員の研修視察旅行として東日本大震災で多大な被害を受けた東北の各地を回ってきました。
福島の原発事故のあったところは行けませんでしたが、松島、石巻、陸前高田など宮城、岩手の被災地を巡りました。
市街地や観光地はどこも本当にここが津波の被害にあった所…?と思われるような復興ぶりで、見た目には全く爪痕が分からないような状況でした。
皆さん本当に頑張られ、頑張っておられるのだとつくづく感じさせられました。
しかし、海岸に近いところを訪れた時には、あの日の報道の映像がまざまざと目に浮かんできました。
何百という家々を根こそぎ流し多くの尊い命を奪い、車、瓦礫の山をつくった津波のすざましさを身にしみて感じることができる光景がひろがっていました…。
ボランティアガイドさんの説明をお聞きし、現地を見るにつけ、見た目には平静を取り戻し、まるで復興が終わりつつあるかの様な印象を受けても、まだまだ多くの被災者の方々が大変な生活を送っておられること…に心を馳せて帰ってきました。
東北の皆さん、大変でしょうがこれからも頑張ってください…。
それにしても原発の事故は…。
今も、そしてこれからも…。地震、津波に加えて放射能の影響を強く受けている地域の人々は…………。
…言いようのない怒りが込み上げてきて仕方がありません…。
世界で唯一、原子爆弾を落とされた国…日本…。
本当に原発でいいんですか…?